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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第128章 百二十八日目



ウリエの腕の固定具が外れた。
経過は順調で、これからはリハビリだそうだ。

昼から夕食の時間までずっとジークリットの側に居たようだった。

早くジークリットの世話がしたいのだろう、ジークリットの事を書いたノートを何度も何度も見返していた。

ジークリットはいい馬だ。
従順で優しい、だが、肝は座っていて壁外に出てもパニックを起こしそうにはない。

ウリエの仕事について、調教師と話を付けて来た。
腕が治り次第その調教師の元で本格的に仕事をさせてくれるそうだ。

まだ、ウリエには伝えていない。





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