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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第99章 九十九日目



何がしたいと聞くと、どうしたいか答えるようになった。
まだ、聞かなければならないが。

今日ハンジが落ち込んで俺の前に現れた。
面倒で話を聞きたくなかったが、ウリエにフられたと言ったので話を聞いてやった。

「今日は馬のとこへ行きたいんだってぇ…リヴァイー!あんただろぉ?私の所へ行くなとか言ったんだろぉ!こんなこと初めてだぁあああ!…あれ?いい事なのかな?」

俺がせっせとデスクワークをこなしている前で、ブツブツと呟いている奇行種は邪魔だった。

「昨日なんてさぁ、ウリエちゃん自分から馬の調教教えてくれーなんて言ってたみたいだよ。変わったね、ウリエちゃん。なんかあった?」
「……森で迷子になった。」
「はへ?それ、関係ある?」

ねぇ、ねぇ。と煩い奇行種に話す事は無い。
しかし、ウリエの興味は完全に馬に向いたようだ。

ウリエが戻った時、かなり汚れていて部屋に戻る前に風呂に入れと言った。
怒ったのにも関わらず、嬉しそうにしていた。

もう、うつらうつらしている。

俺も寝よう。





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