【進撃の巨人】 never ending dream R18
第11章 強く結ぶ~勝負~●
「君は優しいんだな。」
サラの憂いを含んだ微笑みが、リヴァイへ向けられる。
ランプの明かりのせいなのか、わずかにリヴァイの瞳が潤んだように見えた。
その瞳に、リヴァイの心が映し出されているような気がして…サラは思わず顔を近付ける。
もし、君の心を支配できたなら…
君の能力を支配する事ができるのだろうか?
サラは…そっと瞳を閉じた。
唇に、柔らかい感触が伝わる。
そっと目を開けると、サラの唇に、リヴァイの唇が重なっていた。
寒さで冷えてしまっていたのだろう、リヴァイの唇は冷たかった。
サラはそっと重なり合った唇を離すと、リヴァイの頬に触れる。
寒さで冷えた頬が、なぜか愛おしく感じた。
お互いの息がかかるほど近いその距離に、サラは胸が苦しくなる。
君の心に触れたい。
君の身体に触れたい。
サラはそっと瞳を閉じ、自身の唇をリヴァイの唇へと重ねた。
わずかにサラの心が高揚した。
ゆっくりと唇を動かす。
その唇を割り、リヴァイの舌が入り込む。
それに応えるように、サラも舌を差し出す。
時折漏れるリヴァイの吐息に、高揚感が増した。
先ほどまで冷たかったリヴァイの唇が、徐々に熱を帯びていく。
激しく、舌と舌を絡ませ合う。
クチュクチュと、唾の絡まる音にサラの身体も徐々に熱を帯び初める。
どれ位唇を重ねたのだろうか。
リヴァイがそっと唇を離す頃には、サラの身体は完全に正気を失っていた。
サラの顔を見つめ、「そんな顔するんじゃねぇよ。」とリヴァイは言う。
いやらしい顔をしていたに違いないと、サラはリヴァイから顔を背けた。
しかし、触れずとも分かるほど、サラの秘部は既に濡れていた。