【進撃の巨人】 never ending dream R18
第33章 使命
「全て…“お前達”のせいだ。」と、マックスは言った。
「俺はこれまで、この壁の中のヒエラルキーの上層で生きてきた。
華やかな王都で医者になり、何不自由ない暮らしを送ってきた。
しかし…人間とは欲深い生き物だ。
金、名誉、女…これまで以上の暮らしを求め、俺はロヴォフに手を貸したんだ。
相手は気の狂った調査兵団だ。
罪悪感などどこにも無かった…。
しかし…医者としてお前達と接しているうちに、俺の中で何かが変わった。
“壁の外が見てみたい”
そう思うようになっていたんだ。」