• テキストサイズ

【進撃の巨人】 never ending dream R18

第33章 使命


「君は…どうして私を殺さなかったの?

いくらでも機会はあったはず。」



物言いたげな表情を浮かべるマックスに、私はそう問いかけた。




屋上から転落し、気を失って倒れている私をマックスは医務室まで運び、介抱してくれた。



その場で私の命を奪う事も出来たはずだ。



そして、兵舎の部屋へと招いたあの日。



銃を奪い取り、額を殴り付けた私を力で押さえ付ける事も出来たはず。





しかし、彼はそれをしなかった。




されるがまま、私にロヴォフの存在を告げ、部屋を出ていった。



私利私欲のために調査兵団までやって来た男が、どうしてそのような行動をとったのか…。



私には不思議でならなかった。






/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp