• テキストサイズ

【進撃の巨人】 never ending dream R18

第33章 使命


瞬きをする間もなく、その人物達は私達の頭上で旋回していった。



男が2人。



女が1人。



壁に突き刺さるアンカー。



ワイヤーが巻き取られる音。



彼等の腰には立体機動装置が装着されていた。





「…見事だ。」





私は無意識にそうつぶやいていた。





彼等の立体機動装置の腕は、兵士である私から見ても息を飲むほどだった。



風が吹く事のないこの地下街に、突風のごとく姿を現した彼等。



特にリーダーらしき小柄な男は、調査兵団の熟練兵士に匹敵するほどの腕前だった。





そんな彼等の姿に見惚れる私に、マックスはこう言った。




「地下街に住み着いている窃盗団だ。」






/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp