【進撃の巨人】 never ending dream R18
第33章 使命
マックスは私の言った通り、先にベッドへ入ったようだ。
彼は単に私と関係を結ぶためだけにここへやって来たのだろうか。
だとすれば、なぜ銃を隠し持つ意味があるのだろうか。
謎は深まるばかりだが、このままこうして部屋の外でじっとしているわけにはいかない。
こうなれば、銃を奪い取るほかないだろう。
私はゆっくりドアノブを回し、部屋の中へ入る。
マックスはこちらへ背中を向け、ベッドへと横たわっていた。
床に脱ぎ捨てられた服。
毛布から出た肩。
何て無防備なのだろうか。
私は部屋の鍵を内側から施錠し、ゆっくりと部屋の中を進む。
マックスがこちらを振り返らないよう注意をはらいながら、床に散らばる彼の服を踏みつけた。