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【進撃の巨人】 never ending dream R18

第31章 永久に碧く~月の歌~


私の背後から、2体の奇行種が地面を這うようにして姿を現した。



先ほど私を襲おうと近付いてきた3体の奇行種のうちの2体。



1体はミケの刃により仕留める事が出来たようだが、残りの2体は傷が浅かったのだろうか。



再生を繰り返し、再び私達を襲おうと近付いてきた。





しかし、様子がおかしかった。





2体の奇行種は、私達には目もくれず、弟を握り潰そうとしていた巨人と応戦している父目掛け、突進していったのだ。





巨人はより多くの人間が集まる場所に向かう。



通常種の巨人であれば、この様な行動は絶対にあり得なかっただろう。



異常な挙動から、行動パターンを掴む事が出来ない。



それが、奇行種の本当の恐ろしさだった。





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