• テキストサイズ

【進撃の巨人】 never ending dream R18

第31章 永久に碧く~月の歌~


ドシンッと大きな音を立て、弟は巨人の腕に握られたまま地面へと放り投げられた。



意識を失っているのか…それとも息絶えてしまったのか、全く動く気配がない。





父はそのまま巨人の背後に回り込み、うなじへと狙いを定める。



腕を切り落とされた巨人は苦しみもがき、父を振り落とそうと暴れまわっていた。





「サラ!!

立体機動装置を拾え!!

早くしろ!!」



ミケはそう叫ぶと、地面に横たわる弟のもとへと駆け寄る。



熱く白い蒸気に包まれた弟。



どうか生きていてと、私は地面に転がる立体機動装置に手を伸ばした。





その時だった。





/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp