【進撃の巨人】 never ending dream R18
第29章 永久に碧く~運命の人~●
リヴァイはサラのシャツのボタンを外し、首筋から胸元をなぞるように何度もキスをした。
柔らかな唇が肌へと触れる度、身体の奥深くが熱くなる。
そんな甘い熱にうなされるように、サラは目を閉じ、リヴァイの身体へとしがみつく。
胸の突起を舌先でなぞりながら、リヴァイの右手はサラの下着の中へと滑り込む。
クチュクチュと愛液を絡ませながら、秘部の割れ目をゆっくりと指で擦られた。
「…痛くないか?」
「………うん。」
じっとサラの顔を見つめながら、リヴァイはそう問い掛ける。
今までそんな事を聞かれた事など一度もなかったサラは、思わず目をそらし、小さな声でうなずいた。
いつもであれば、強引に服を脱がし、激しい愛撫で何度も絶頂を感じさせてくれるリヴァイ。
それなのに…今日はまるで別人のように、リヴァイはサラの秘部を優しくなぞり、潤んだ瞳でサラをじっと見つめ続けている。
甘く切ない快感がサラの心を…身体を襲う。
愛する恋人と肌を重ねる…そんな“当たり前”だと思っていた行為が、今は愛おしくてたまらない。
右腕を失ったあの瞬間、一度は死を覚悟した。
もう二度と会えないと思った愛する男。
その愛する男の腕の中に、今、自分はいるのだと…リヴァイを見つめるサラの瞳からは一筋の涙がこぼれ落ちた。
「…泣いてんじゃねぇよ。」
そうささやく声も、いつもとは違い、心の奥深くを刺激されるような優しく穏やかな声だった。
「もう…抱いてもらえないと思ったんだ…。」
リヴァイの優しさに、いつもであれば強がって言えなかったであろう本音が口をつく。
そんなサラの頬を撫でながら、リヴァイは強い口調でこう告げた。
「例え…お前がどんな姿になろうとも、何度だって抱いてやるよ。」
その言葉に驚き、まるで子供のように大粒の涙をこぼすサラの唇に、リヴァイはそっと自身の唇を重ね合わせた。