• テキストサイズ

【進撃の巨人】 never ending dream R18

第27章 永久に碧く~願い~


「モーゼス!!」



「よぉ、ちびまゆげ。」





3年振りに会ったモーゼスは、「お前、大きくなったな。」と、笑いながら頭をクシャクシャと撫でてくれた。





「やめてください…。
私はもう子供じゃないんです。」



恥ずかしそうにうつむく私の顔をのぞき見ながら、「お前に敬語を使われる日がくるなんてな。」と、再びモーゼスは笑った。





今までの私達の関係は、ただの“友達”だった。



しかし、私がこうして調査兵団に入団した今、その関係は“上官と部下”になってしまった。





クシャクシャと頭を撫で続けるモーゼスの手から逃れた私は、真剣な眼差しで敬礼をする。



そんな私を見て、モーゼスも自身の拳を胸に強く当てた。





「調査兵団第2分隊所属、サラ・スミス。
よろしくお願い致します。」





少し上ずったような私の声に、モーゼスは「あぁ。」と、柔らかな笑顔を返してくれた。





/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp