【進撃の巨人】 never ending dream R18
第26章 永久に碧く~守りたい~●
「ぁんっ…リヴァイ…。」
サラはリヴァイの頬を両手で包み込み、潤んだ瞳で真っ直ぐと見つめる。
身体には既に激しい絶頂感が近付いていた。
いつもであれば、このまま快楽の波に飲まれ、リヴァイの腕の中でぐったりと力尽きてしまう頃であろう。
しかし、今日は…今日だけは、もっとリヴァイと1つになっていたいとサラは思う。
甘い熱で溶けだした互いの身体が、混ざり合ってしまえばいいのにと、サラはリヴァイの唇をそっと噛む。
「ねぇ…お願い…。
一緒にイキたいの…。
んっ…お願い…リヴァ…イ。」
混ざり合う事は出来そうもないが、共に絶頂を迎える事なら出来そうだと、サラは震える声でそう懇願した。
グチュグチュと音を立てながら粘膜を擦すり合わせ、リヴァイは大きく肩で息をする。
サラもまた、リヴァイの熱く硬い陰茎を身体の中で抱き締めるように、そっと力を込めた。
互いに見つめ合いながら、艶やかな声とともにため息を吐く。
「…っ…サラ…。」
そう名前を呼んだのは、絶頂が近い証拠だろう。
サラの身体もまた、自分の力では抑えきれないほどの絶頂感が襲っていた。
「ぅっ…あぁぁぁん…イク…。」
サラはリヴァイの身体をきつくきつく抱き締め、激しい快感とともに吐き出された白濁色の精液を膣内で受け止めた。
スルリと抜けた陰茎とともに、サラの秘部からは精液が流れ落ちていく。
サラの胸に顔をうずめ、リヴァイはゆっくりと呼吸を整えるように息を吸う。
ほんのりと汗で湿ったリヴァイの髪を、サラは優しく撫で、そして強く強く抱き締めた。
“どうか…この人を守りたい。”
そう思うのは、他でもない“人間としての心”なのだろう。
「…お前を…抱きに来たんだ…。」
うわ言のようにつぶやくリヴァイを胸に抱き、サラはそっと瞳を閉じた。