第26章 永久に碧く～守りたい～●

ねっとりとした甘い蜜を絡ませて、リヴァイの陰茎がサラの秘部へとあてがわれる。

入り口を擦られる度、その先に待ち受ける快感に胸が躍った。



早く…挿れてほしい。

早く…君が欲しい。



なぜなら…



リヴァイに抱かれる事で、捨て去ったはずの“人間としての心”を、取り戻せるような気がした。





「っはぁああん…。」



ゆっくりとねじ込まれたリヴァイの熱く硬い陰茎に、サラはきつく瞳を閉じる。

一気に子宮の入り口まで突き上げられ、思わず身体をのけ反らせてしまう。

膣奥を揺らすような腰つき。

それだけでも、頭が真っ白になってしまいそうなほどの快感が押し寄せた。



結合部分から溢れる甘い蜜が、グチュグチュと卑猥な音を鳴らす。



先ほどまでの激しい口付けとは裏腹に、ゆっくりと身体の奥深くを解きほぐすように出し入れされる熱く硬い陰茎に、サラは淫らな声を上げた。



「んっ…リヴァイ…もっと…もっと近くに来て…。」



悩ましげな表情を浮かべ、上体を起こしたまま腰を動かし続けているリヴァイに向け、サラはそっと手を伸ばす。

その手に導かれるように、リヴァイはサラの身体へと覆い被さり、何度も優しくキスをした。



互いの顔を見つめ合い、粘膜を擦り合わせる。

髪を撫でられながら、甘い快楽の海に溺れていく。

息が弾む。

その苦しささえも悦びに変わる。



“生きている”

そう、感じる事が出来る。



それはきっと、リヴァイも同じなのだろう。



ギィギィと嫌な音を立てながら軋む床。

そんな音など気にならないほど、2人は夢中で抱き締め合った。