【進撃の巨人】 never ending dream R18
第26章 永久に碧く~守りたい~●
泣かないで恋人よ
君の涙をすくうよ
心を無くし
倒れてしまっても
僕だけは
君のことを知っている
花の手入れをしながら、可愛らしい声で歌うクレアを思い出し…私は歌った。
いつの間にか、ミケの表情にも笑みがこぼれていた。
不思議とミケには全てを包み隠さず話す事が出来た。
いつも側で支えてくれていたミケ。
いつも私の右側を守ってくれていたミケ。
それは…右目の見えない私を不憫に思っての事なのだろうと、この時の私は思っていた。