第21章 咽び泣く～戸惑い～●

「…ぁんっ…リヴァイ…もうイキそうだ…。」

「ダメだ。」

「…んっ…イカせてよ…。」

「ダメだっつってんだろ。」



ベタつくリヴァイの陰茎が、ゆっくりと焦らすように膣内をかき回していく。



「ぁあん…もっと…突いてよ。」

「ったく、…お前は…イクのが早ぇんだよ…。」





腰を強く掴まれ、激しく前後に動かされる。



結合部分からはクチュクチュと、卑猥な音が漏れ出す。



呆れたようなリヴァイの顔を見つめながら、サラは2度目の絶頂を迎えた。





「っぁああん。」



それと同時に、ヒクヒクと小刻みに痙攣を起こす膣内から、突然リヴァイの身体が引き抜かれた。



脈打つような快感に身悶え続けるサラの身体を壁へと押し付け、リヴァイは後ろからサラの腰を強く引き寄せる。



再び膣内へとねじ込まれる硬く起き上がったリヴァイの陰茎に、サラの身体は再び甘い甘い快楽の渦に飲み込まれていった。





「ん…あぁん…イッたばかりなのに…。」

「次は俺の番だろ？」





後ろから激しく奥を突き上げられ、うごめく快感とともに、膣からは熱い愛液が漏れしたたる。



はだけたシャツの中へと滑り込むリヴァイの手に、強く胸を揉みしだかれ続けた。



「…サラ。」と、名前を呼ぶ甘くかすれた声。



パンッパンッという肌と肌がぶつかる渇いた音に、リヴァイにも絶頂が近付いている事を、サラは知った。





「…こっちを向けよ。」



後ろを振り返り、官能的な表情を浮かべるリヴァイを見つめる。



荒々しくなる呼吸。



胸を揉みしだいていた手にも、わずかに力が増している。



互いの瞳を見つめ合い、互いの唇を激しく重ね合う。



「…ぁんっ…イク…。」





サラが3度目の絶頂を迎えたとほぼ同時に、リヴァイもまた、激しく痙攣をおこすサラの膣内で果てた。





ふたりを繋ぐ結合部分からは、白濁色の精液が溢れ出していた。