【進撃の巨人】 never ending dream R18
第21章 咽び泣く~戸惑い~●
「…サラ…顔を見せろよ…。」
「…っん…ぅ…ん…。」
しがみついていた身体を無理矢理起こし、リヴァイの顔をじっと見つめる。
湧き起こる快感に表情を歪ませ、濡れた瞳でこちらを見つめるリヴァイの姿。
身体を抱き締めていた手をそっと離し、頬を撫でながら「…サラ。」と、つぶやくその姿に、“完全無欠の英雄”などとは程遠い、人間味溢れるリヴァイの“弱さ”をサラは感じた。
互いを確かめ合うような濃厚で甘い腰つきに、何度も眩暈をおこした。
互いの卑猥な部分を擦り合わせる淫靡な音が脳内を犯していく。
「ぁあっん…リヴァイ…。」
そう、儚げにささやくサラの片腕が、リヴァイの首からずり落ち、後ろへ倒れるように大きくのけぞる。
そんなサラの腰を、リヴァイは力強い腕でしっかりと抱き寄せた。
「シャツのボタンを外せよ。」
「…え?」
「…胸を見せろっつってんだよ。」
不安定な身体をリヴァイの腕に支えられ、サラは片手でゆっくりと自身のシャツのボタンを外していく。
リヴァイに見つめられているというだけで、心が高まり、身体は熱を帯びる。
全てのボタンを外し終え、はだけたシャツの中からは、甘い腰つきに合わせるかのように揺れ動く、丸い2つの胸が露わになった。
「…良い子だ。」
そう、耳元でポツリとささやくリヴァイの言葉に、サラの身体の奥深くが熱くうずき出す。
普段であれば絶対に口に出さないだろう、その言葉。
その言葉に、もっとリヴァイを感じていたいと、サラは自ら激しく腰を動かし始めていた。