第21章 咽び泣く～戸惑い～●

「…“ご褒美”だ。
お前の望み通りにしてやるよ。」



首へとしがみつき、ぐったりとしたサラの身体を抱き寄せたまま、リヴァイは片手で自身のベルトを外していく。



「…力が入らないよ。
立っているのがやっとだ。

だから…私はベッドでしたかったのに…。」



そうポツリとつぶやくサラを無視するかのように、リヴァイは荒々しい手つきでサラの下着を剥ぎ取ると、硬く起き上がった自身の陰茎を、グショグショに濡れた秘部へと強く押し当てた。



「…しっかり掴まってろよ。」

「…少しくらい休ませてくれてもいいじゃないか…。」

「ダメだ。
早く脚を開けよ。」

「…本当に…君は強引だな…。」



ゆっくりと片脚を上げるサラの身体へと、リヴァイの身体がねじ込まれていく。



「はっ…あぁん。」

「…力を抜けよ。
奥まで入らねぇだろ。」





何て強引で、支配欲が強いのだろう…。



そして…何て優しいのだろう。



上げた片脚を手で持ち上げ、フラつく身体を支えてくれるリヴァイに、サラの心は身体以上の高揚感を覚えた。





「…んっ…奥にあたってる…。」



リヴァイの陰茎の根元と、サラの膣口が、ねっとりとした愛液を絡めながら重なり合う。



膣へと差し込まれた熱く硬い陰茎をきつく締め付け、身体の奥深くで包容するかのように受け入れる。



ヒクヒクと痙攣を起こす膣に刺激され、リヴァイの口からはため息にも似た喜悦の声が漏れた。





「…っう…サラ…。」



ゆっくりと腰を動かし、互いの粘膜を擦り合う。



首もとにしがみつくサラをきつく抱き締め、呼吸に合わせるように陰茎を出し入れする。



クチュクチュと愛液が絡まる卑猥な音とともに、リヴァイの口からは何度もサラの名前を呼ぶ声が漏れていた。