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黄金の草原
<目次>
第1章 思ひせく胸のほむらはつれなくて涙をわかすものにざりける
…1~19
第2章 世の中にさらぬ別れのなくもがな千代もと嘆く人の子のため
…20~27
第3章 しぼめる花の色なくて匂い残れるがごとし
…28~36
第4章 人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほいける
…37~48
第5章 われも人もやすからぬ乱れ出で来るやうもあらむよりは
…49~55
第6章 君の福徳によりてその身を刹那に転じて人に成りたり
…56~63
第7章 いま一度めぐりあわせて賜び給へ
…64~72
第8章 遥かなる苔の細道をふみわけて、心ぼそく住み成したる庵あり
…73~79
第9章 大方は真しくあひしらひて、偏に信ぜず、また疑い嘲るべからず
…80~86
第10章 住職はやうつつになって
…87~94
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