第5章 Indian's prince
ソ「ならば何故…俺を裏切る?何故俺を勝手に置いて行く?!」
ソーマ様は感情に身を任せテーブルに並ばれたティーカップやポットを床に叩き落としていく
シ「っお前…」 『ソーマ様…!』
ソ「どうして!!どうして俺の周りの人間ばかりいなくなる!?何故だっなんで…」
そしてソーマ様は部屋を飛び出して行ってしまった
セ「お二人共大丈夫ですか?」
『お怪我等されていませんか?』
劉「避けたから大丈夫だよ」
セ「嗚呼…せっかく坊っちゃんにお似合いだと思って取り寄せたアヴィランドのティーセットが…彼は少し躾直して差し上げた方が良い様ですね。ネイラ、片付けを頼めますか?」
『構いませんが…あまりいじめすぎないで下さいね…?』
セ「約束はできませんね」
そう言いセバスチャンはソーマ様の後を追って行った