第5章 Indian's prince
翌朝
いつも通りの時間にセバスチャンと共に坊っちゃんを起こしに行くと…
コンコン ガチャ
「『失礼します』」
セ「坊っ…」
ア「さあ早くしないと冷めてしまいます!」
シ「ちょっと待て!なんなんだ一体」
アグニさんに抱えられている坊っちゃんがいた
劉「おや、朝からにぎやかだねぇ」
劉様もやって来て…
「「「セバスチャンさーん!!ネイラさーん!!」」」
使用人の3人もやって来た
セ「三人共、お客様の前ですよ」
『どうしました?また何か…』
「「「おかしいんだ/です/ですだ!メシが!庭が!洗濯物が!」」」
セ「おかしい…?」
セバスチャン達と共に回って行くと…
洗濯物はピシッと干してあり、庭は綺麗に整えられ、料理は素晴らしい出来だった…
『こ、これは…』
ア「あっ勝手ながら私がやらせて頂きました!」
セ「そんな!お客様なのですから楽になさって下さい」
ア「とんでもない!」
ア「王子はともかく私は一介の執事ですから、セバスチャン殿とネイラ殿のお手伝いをしなくてはと思いまして」
「『アグニさん…』」
私とセバスチャンはアグニさんの言葉にじーんときていた
そしてセバスチャンは使用人3人を見ていい放った
セ「貴方方は土下座でもしてアグニさんの爪の垢でも譲って頂いたらどうです?少しはマシになるかもしれませんよ」
その言葉を聞いた3人は鵜呑みにし騒ぎだした