• テキストサイズ

Swear to you...

第5章 Indian's prince


私達は目的地であるイーストエンドの劉様のもとへ足を運んだ

セ「坊っちゃん着きましたよ」

シ「――ここで間違いないな?」

セ「ええ」

地下へ繋がる階段は薄暗かった
『足元にお気をつけて』

ガチャ… 扉を開けると甘ったるいような咽返るような匂いがした

シ「酷い匂いだ…」

劉「…とうとうここが見つかってしまったようだね。伯爵…こんな形で君と対峙しているなんて不思議だよ。だけど我はいつかこんな日が来るんじゃないかと思っていたんだ」

シ「どんな日だ(怒」

劉様は足を大幅に出した綺麗な女性達に囲まれていた…

劉「いらっしゃい伯爵久しぶり!元気だったかい?こないだ誕生日だったんだって?おめでと!」

シ「そんなことはどうでもいい!///お前に一つ聞きたいことがある」

劉「ああ、伯爵がアナグラくんだりまでおでましになるってことは“アレ”だろ?」

シ「もう話が回ってきてるのか耳が早いな。例の事件について調べてる。東洋人ならこの辺りに縄張りを敷いてるお前に聞くのが一番早い。中国貿易会社[崑崙]英国支店長…いや、上海マフィア[青幇]幹部、劉」

劉「その呼び方はあまり好きじゃないんだけどなあ堅苦しくてさ。ねぇ藍猫」

シ「東洋人街の管理はお前に任せてある。この街の出入りの人数は把握しているだろうな?」

劉「もちろん伯爵のご命令通りにやってるよ。この国の裏社会で“商売”させてもらうためのショバ代だからね」

シ「じゃあ「それより先に我も伯爵に一つだけ聞きたいことがある」

『?…どうしました?』

劉「その事件って何?」

シ「お前…(怒」

セ「適当に相槌打ってましたね」

『また…』
/ 171ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp