第6章 Indian's prince ~after story~
約束の時間になりランドル様がお越しになった
私は坊っちゃんと共に屋敷内で待機し、セバスチャンがランドル様を迎い入れた
ラ「私はファントムハイヴなどに来たくないのだ!!」
屋敷内にランドル様の声が響いた
シ「相変わらずだな…行くぞ」
『はっ』
坊っちゃんに続きランドル様のもとへ行くとランドル様だけではなく部下の…アバーライン…さんだったかがいた
シ「これはこれは警視総監殿。ファントムハイヴ家へようこそ」
アバ「し、白い髪…?」
嗚呼、これだから知った人以外の人は苦手だ
外ではないからコートも着れない…隠せない
シ「…晩餐の準備ができてる。こちらへ」
私はセバスチャンと共に食堂へと案内のため歩き出した
シ「本当は僕などと食事したくはないだろうが、代々こうしてきたしきたりだからな。珍しく供をつけてるが後継者候補か?貴殿もそういう年になったんだな」
ラ「貴様が事件現場に現れなければこいつは何も知らずに済んだのだ」
シ「僕としては別に知られてもかまわないんだが。この関係がばれて困るのはそちらだろう?」
ランドル様の方へ振り返ると奥の扉が開き、そこに立っていたのは…アグニさん…
セバスチャンが一瞬で扉を閉めにいった
セ「申し訳ありません。ドアが開いておりましたので…」
シ「建て付けが悪いなら、すぐ修理しておけ」
お願いしたのに…アグニさんは…頭を抱えたい衝動に陥ったがなんとかこらえ、案内を再開させた