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Swear to you...

第5章 Indian's prince


『ジョンさんは行かれないのですか?』

私がそう言うとジョンさんは女王の後を追った
でもそのとき私は見てしまった
坊っちゃんのコートのポケットの中に何か封筒を入れている所を…

言った方が良かったのだろうか…?でも坊っちゃんは気づいていないご様子だし…

そう私が思案しているとソーマ様が戻ってきた

ソ「シエル!勝ってくれてありがとう。礼を言う」

シ「別にお前のためじゃない。僕のためだ。だが、結果、お前の子守りも戻ってきて一石二鳥だったな」

ソ「シエル。俺はもし英国に来てなかったら、いろんな真実を知らないままだったかもしれない。世間知らずで我が儘な俺のままだった。シエルに会わなければ…これからはもっとたくさんのことを見て知っていきたい。それでいつか、誰にも負けないくらいいい男になってみせるぞ!」

そうソーマ様は笑ってみせた

シ「言うだけなら誰でもできるしな」
また坊っちゃんはそのような憎まれ口を叩いて…

ソ「なるったらなるんだ!!」
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