第5章 Indian's prince
司「さぁ、これで優勝は決まってしまうのか?!最後に控えしはファントム社です!」
セバスチャンは3人の審査員の前に皿を置き蓋をとった…───
セ「私のカリーはこちらになります」
ハ「こ…これは!!」
皿の上に乗っていたのは楕円形の白い塊…
ハ「君!この白いモノはなんだ!!ふざけているのかね!?あっ」
セバスチャンはその白い塊をトングで掴み油の中にいれた…
これが…セバスチャンの勝つ秘策…?
全「あ…揚げた?!」
ソ「シエル、一体何をしてるんだお前のカーンサマーは?!」
バ「ドーナツでも作る気かよ?!」
『坊っちゃん…』
シ「…」
セ「完成しました。これが我が社のカリーです」
ハ「だからカリーはどこに…」
ド「!!お待ちくださいこれは…!!」
ドルイット子爵がドーナツのようなものをナイフで割るとそこにはカリーが入っていた
ド「なんだ…?!中からカリーが…!!」
ア「なっ…」
成る程…これが…これこそがセバスチャンの勝つ秘策…!
セ「これが我がファントム社が自信を持ってお出しするカリー。その名も…カリーパンです!!」
全「カ…カリーパン?!」