第1章 現実から夢へGO!
痛いのは嫌だ痛いのは嫌だ痛いのは嫌だ、と頭のなかで繰り返す。
下には海が広がっていて、泣きたくなった。
もうやだ、と涙目になりながら、目をギュッと瞑った。
ドターン、音とがする。
…かと思ったがいつまで経っても、音はしない。
あれ、?と首を傾げながらも、悠菜は恐る恐る目を開けた。
「っっ!!」
目の前は、木材の床だった。
…、もしかしなくてもこれは、トリップ特典のおかげかな?
ああ、良かった、
…ここどこだ?!
下は海だけの筈なのに。
周りに大勢が居るのが分かる。
…これは、海賊船のパターンだよね。
「お前、何者だよい。」
この独特の喋りをする人は、私のなかでは一人しか居ない。
ああ、良かった。
トリップ先がこの船だなんて。
私が、"座りたい"と声に出すと風が吹き座らせてくれた。
初めまして、私の家族になってくれませんか
ー目の前には隊長達に、白ひげ、そして、多くの"息子達"が居たー
(ひいぃ、勢揃いかよ?! 白ひげの迫力ヤバ!)
(グララララ、まさか本当に落ちてきてたか。予言は本当だな…。)
(あれは、絶対浮いてたよい。)
(おお、女の子カワイィじゃん。)