第3章 守りたいもの
「なんだ?お前?」
チャラついた男は俺を睨んできた
「横入りはずるいなぁ」
ナルシストな男は自分の髪をたくしあげながらそう言った
正直かっこよくともなんともない
「そうです!私この人とパーティー組むんです!」
「ピュイ!ピュイ!」
少女はの後ろに隠れた
「男2人で女の子1人を強引にパーティーに誘おうとしてるのはおかしいんじゃないか?」
「うるせーよ」
チャラついた男は装備していた剣を抜いた
「デュエルで決着つけようぜ」
「勝った方がパーティーを組めるってのはどうだ?」
チャラついた男はメニューを操作し始めた
すると俺のところにデュエル申請が来た
デュエルとはプレイヤー同士の1対1の闘いだ
「やろうか」
は申請にOKをした
「あのぉ…」
少女は不安そうに顔を見た
は少女の肩に手を乗せて
「大丈夫!危ないから少し離れてて」
と言った