• テキストサイズ

呪術廻戦〜脹相〜

第27章 脹相〜脹相の服気に入った〜



     *

 翌朝。

「おはよう、脹相」

「ああ……おはよう」

 リビングで顔を合わせる。

 私は昨日借りたTシャツを着たまま。

「これ、すごくよく眠れた」

「……そうか」

「うん。やっぱり脹相の匂いがすると安心する」

「……」

 脹相の動きが止まる。

「……そういうことは、朝から言うな」

「え?」

「いや……」

 脹相は顔を逸らす。

「何でもない」

 私は不思議そうに笑った。

 その一方で。

 脹相は昨夜と同じことを思っていた。

 ――このまま、もう少しこのTシャツを貸していてもいいかもしれない。

 そう思ってしまった自分に。

 また少しだけ、困っていた。
/ 126ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp