第7章 それから
「今日は抱きしめたまま眠れないのが寂しい」
「子どもたちを抱きしめてあげて。毎日会えるわけじゃないんだから」
「それだったら〇〇〇だって毎日会えてないじゃん」
「今日と明日は『お父様の日』明日の夜はたっくさん抱っこさせてあげます」
「抱っこだけ?」
顔を覗き込むともう、早く行ってと顔を押しやる
「はっ、ありがとね、おやすみ」
優しく抱きしめて味わうようにキスして部屋に入る
はぁぁ、なんか幸せ
俺たちの間に子どもがいたら……
これはやめとこう………
翌朝
身支度を整えて朝食をとって出発
「なんでさっきキッチンで目、キラキラさせてたの?」
「なんでもない……」
ぐふっと口を塞いでニヤニヤする
感動ポイントあったか?
車中、昨日と同様、下の子が会話の中心でおしゃべりが続く
待ち合わせ場所は屋外の公園施設
フリースペースとアスレチック、大型の遊具、休憩スペースがある
「遊ぶぞ〜」
真っ先に走り出して子どもたちを促す
おっ早い、早い
もちょっとギアあげてみようか…
へぇ〜ちゃんと着いてくるんだぁ
弟はまだちょっと難しいよね、でも充分
持久力も機敏さも柔軟性もある
伸びしろもまだまだある、ホント楽しみだよ
「アスレチックいっといで〜」
ふぅ〜お父様ちょっと休憩
〇〇〇が子どもたちを楽しげな目線で追う
『わぁすごーい、えらーい、かっこいい』と褒めちらかす
大型遊具でも
「スゴイ‼︎驚き‼︎ねぇ、凄いよね?」
「そうかぁ?あれくらい普通でしょ?」