第7章 それから
「…うまっ」
「おいしい〜‼︎」
「お子様用は初めて作ったから…お口にあってよかった」
だからいったでしょ?ウマいんだって
入浴中下の子がまた面白いことを言い出す
「ねぇお父様?硝子お姉さんも大切な人でしょ?お母様はかわいい人でしょ?なんで〇〇〇はかわいい大切人なの?」
「面白いこと言うねぇ、硝子は大事な人だな、命を助けてくれる人だから。君らのお母さんは君らにとってはかわいい人だろうけど、僕にとっては君らを産んでくれた大事な人。
〇〇〇は僕が生きている間、決して手放したくない掛け替えのないかわいい大切な人」
質問した弟は興味なさげにふ〜んと言い、兄は考えを巡らしているようだった
髪を乾かしてやる
〇〇〇よりさらに小さい
ポキッてしたら首取れちゃいそう
髪も細くて柔らかい、すぐ乾いちゃった
物足りない……あとで〇〇〇の髪も乾かそっ
〇〇〇がアイスを数種類持って子どもたちのとこへ来て
「どれがスキ?」
下の子は決断が早い
上の子は全部ちゃんと確認してから選ぶ
どっちもいい資質持ってる、今後が楽しみ
3人で並んで食べてたら後ろでガサガサキャッキャしてる
写真撮ったのね
〇〇〇も楽しんでくれてるみたい
〇〇〇と子どもたちのおしゃべり
やっぱり下の子の口数がいちばん多い
上の子は質問にキチンと答える
〇〇〇はいつものように集中して真っ直ぐ聞いている。疑問に思ったこと質問して返ってきた答えにさらに質問を重ねる。ときどき笑いながらおしゃべりが途切れることなく続いて…俺は極力会話に参加せず3人を観察してるのが楽しい
そのうち下の子が眠そうにしているのを〇〇〇が気づいてベッドへ連れていく
布団に入ったらすぐ寝息を立て始める
カラダもココロもたくさん使ったから疲れちゃったね、おやすみ
それぞれの頬と頭を撫でて部屋を出る
「疲れた?」
「うんん、疲れたけど気持ちいい疲れ。楽しかったぁ」
よかった…ふんわり抱き込ん頭に唇を寄せる
「〇〇〇もお風呂に入っておいで、髪の毛乾かしてあげる」
いつもなら1時間近く入ってるのに今日は半分の時間で出てきた
「早っははっ」
はん〜、コレコレ♪これくらいじゃないと満足できない
髪を乾かしながら一日の心の疲れを溶かす