第2章 出会い〜
web記事を見たと…
「あーゆー類の記事見るタイプ?」
ワザと軽蔑した表情を作ってみる
「フリーライターなので〜」
「それで、どう感じたの?」
「そうですねぇ、名家の御当主様で高校の先生をしていて、甘いものが好き、アルコールは苦手で趣味はなく彼女もいない。
お金はたくさんあるから働かなくてもいいんだけど、若いから自分の好きなことをさせてもらってて、一級品に囲まれているけど対して興味もなく、持ち前のルックスで特定彼女は作らず気ままに楽しんでいる、そんな印象です」
「はっ‼︎ひっどい印象だな。そんな男の車によく乗っていられるね、くくくっ」
まったく君の神経はどうなってるの?
「それはそうなのかも知れないけど、記事には書かれない五条さんを私は知っているから」
ほうほう、1度しか会ったことない、しかも体調不良状態だったのに冷静な判断できるっての?聞かせてもらいましょっ
「そっちはどんな印象?」
勝手にニヤつく
「状況の的確な判断、素早い対応と行動、〜かも知れないを読む想像力、相手にすら気づかせない配慮、それとユーモア、尊敬します」
なかなかいい判断、ちゃんとわかってるじゃん♪
集中して観察するために出来るだけ邪魔が入らない方がいいから
特別に昼食を用意してもらった。幼少からの馴染の旅館だからある程度は対応してくれる。今、支配人をしている男も気心が知れているから助かる。
「苦手な食材とかある?」
「苦瓜とマンゴーとバナナが苦手です」
こういう旅館じゃなかなか提供されないよね
この子の場合、計算ってことはない、100天然
これまででわかった
邪気がない、素直、純粋、ちょっと天然