第2章 出会い〜
名残惜しいけど……
静かにベッドに寝かせる
寝顔は特に無邪気
さっきまで快楽を貪ってたとは思えないくらいの穏やかな寝顔…
こんな子手放すなんてこれまでの男たちはバカしかいなかったんだろうね。そのおかげで俺が手に入れられたんだから、感謝感謝♪
急な引っ越しだから入用だろう。帯1本で足りるかな?それと昨日伝えられてないこと……手紙書いとこ。あっ、金のこと怒るかも……それもつけ足して……
「行ってくるね、早く引っ越してきてね、ちゅ」
玄関を出たら朝日がちょうど顔を出すところだった
大きく伸びをして大股開きで腰入れて身体を捻る
なんて清々しいんだ。こんな朝ははじめてだよ。身も心も余計なモノが一切ない。男っぷりもそりゃあがるって……
「さーいこー」
抑揚のない声が出る
冷めた半眼で学校まで飛ぶ
「おはよう〜諸君‼︎青春してるかい?ふふんっ」
「げっ」
「げっ」
「キモっ……めっちゃ機嫌良くない?」
「毒キノコでも食べたんじゃない?」
「見なかったことにしよう……」