第1章 家庭教師【沖田総悟】*
しかし、冷たい麦茶を飲んでしまったにもかかわらず、今度は総悟は離れていかなかった。
は焦って胸を押し返す。すると案外すぐに離れてくれた。
「なに、嫌でしたかィ?」
「嫌とかじゃなくて、だめだからね!大人と、高校生でしょう?私、捕まりたくないから!」
「あれ?じゃあ捕まらないなら良かったんですかィ?そりゃ嬉しいや」
「ちっ……ちが!」
ちゅ
気がついたらまた口付けられていた。
至近距離で目がばっちりあってしまったのが恥ずかしくて、咄嗟に目を瞑る。
それを許可と取ったのか、総悟は角度を変えて唇を何度も合わせた。