第27章 護るということ
「わあっ、ルドガー!」
「やったな、! 嬉しいぞ、ゼイラン様の加護だ!」
そんなふうに子供みたいに喜ぶ彼のことが、一番嬉しかった。
この笑顔を見たくて、あなたは選んだのだと。それは、間違いなかったのだと。
「私も嬉しいー!」
くるくると回り、喜び合った。
皆の大きな拍手に包まれて、頭上には魔法の花火まで打ち上げられて。
本当にお祭りみたいになっていた。
ルドガーがあなたをゆっくりと下ろす。
彼の関心は、その小柄な体に注がれていた。
「ははっ。……それで、印はどこにあるんだ?」
「え? 印?」
ルドガーが真面目に探し出して、あなたも短いワンピースを見下ろしてみる。
すると、ジュリスとナザルが突然「あっ」と言った。
「、君の脚に……」
「うわ、マジだわ。おいおいそれは~…」
「なんですかっ?」
あなたが見ようとすると、しゃがみこんだ大柄なルドガーが「あッ!」と大声をあげた。
立ち上がった彼の顔つきは、すぐさま険しくなっている。