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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第38章 【第三十三話】信じることの重み



ラビの表情が引き攣った。


「またファンキーな奴が来たな……」

アレンは神ノ道化を構える。

ティファも喉元へ意識を集め、レイピアを顕現させた。


「あなた達が、次のノア……?」

デビットがにたりと笑う。


「正解」

ジャスデロも銃をくるりと回した。


「つーかさぁ、オレら今、ムシャクシャしてしょうがねぇんだわ」

二つの銃口が、アレンとティファへ向く。


「クロスに溜まったジャスデビの怨み辛み――」
「弟子のお前らに払ってもらうよ!!」

銃声。

無数の弾丸が、書庫の静寂を引き裂いた。


アレンが神ノ道化で弾丸を弾く。

ティファも二振りのレイピアを交差させ、迫る弾を斬り払った。

だが、弾丸は途切れない。

青い弾丸が床を凍らせ。
赤い弾丸が火球へ変わり。

白い弾丸が、ラビ達が押し返した炎を跡形もなく消す。


「……色で、性質が変わってる」

ティファが小さく呟いた。


「面倒くせぇな……」

ラビが舌打ちする。

その時、レロが宙で震えながら叫んだ。


「ジャスデビたま! 伯爵タマからのクロス討伐の命はどうしたレロォ!?」
「だぁーってろ、ボケ!」

銃声。

弾丸がレロのすぐ横を掠めた。


「ヒィッ!?」
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