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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第37章 【第三十二話】闇に沈む江戸



次の瞬間、六幻の刃が凄まじい勢いで振り下ろされた。


ギィィィン!!

鋭い金属音が、崩壊した街に響く。

アレンは左腕を掲げ、神ノ道化でその一撃を受け止めていた。

刃越しに見えたのは、神田だった。


「神田ぁ!? 何するんですか!!」

アレンが怒鳴る。

だが神田は、そこでようやく相手の顔を認識した。


「……ァ?」

沈黙。


「……もやし?」
「今さら気づいたんですか!?」

神田が露骨に眉を顰める。


「俺は、天パのノア追ってたんだ」
「ティキのことですか?」

「おいラビ。奴はどこ行った」

ラビが辺りを見回す。


「あれ……? そういやオレの相手してたマッチョのおっさんも……」

「……」

神田の眉間に皺が寄る。


「どうなってんだ……どこにもノアが居ネェ」

そして何故か。

ギロリとアレンを睨み――


「チッ」

盛大に舌打ちした。


「ちょっと!!」

アレンが即座に噛みつく。

「何で僕に舌打ちするんですか!!」
「うるせェ。目障りだ」
「再会した仲間に言う台詞ですかそれ!?」

「誰が仲間だ」

「この人ほんと感じ悪いですね!?」
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