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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-
第28章 【幕間】神田/月影の楽園 後編
その瞬間、神田が一度だけこちらを見た。
蒼い瞳の奥へ、僅かな苛立ちが残っている。
「お前」
「何?」
「……もう、さっきみたいに勝手に触んな」
私は少しだけ目を瞬かせた。
神田は露骨に嫌そうな顔で視線を逸らす。
「面倒だ」
ぶっきらぼうな声。
私は小さく息を吐いた。
「分かったわ」
今の神田へ、それ以上踏み込む言葉は持てなかった。
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