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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第25章 【第二十四話】終幕なき夜・前編


「ええ」

私が頷くと、ラビはまだ何か言いたげに口を開きかけた。

けれど、結局それ以上は言わない。

ただ、机の上の深紅のドレスをもう一度見て、心底嫌そうに眉を寄せた。

「……ほんと、嫌な任務さ」

その呟きに、神田が再び小さく舌打ちした。

先ほどよりも、僅かに強く。

私はそちらを見たけれど、神田は既に顔を背けていた。
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