第10章 Cries in vain★
息を荒くした女は俺自身をジーンズの上から手のひらで包みやわやわと揉んでいく
「おい、やめろ……っ」
少し反応してしまうのは男の性か
「紅孩児さ…ん…ごめ…なさ……身体アツくて…ツラいんです…コレ…欲しい…」
紅潮した顔で俺自身をなぞる彼女は、你健一に何かを盛られたのは明らかだった
下着を下ろされ半勃ちのソレに熱い吐息がかかる。根元をギュッと握られ、筋に舌が這っていく
「……っく」
眉間に皺を寄せた時、影が落ちてきたのでふと見ると白衣が視界に入り腕にちくりと鋭い痛みが刺した。
「王子様も堕ちてみてよ」
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研究室内に響くのは、お互いを求め合い激しく肌を打ち付ける音と止むことのない女の嬌声
(なん…だ…これは……っ)
仰向けになる俺に跨り、ひたすら欲をぶつけている女の尻を鷲掴みにし自分からも腰を打ち付けた
「ぁぁああぁああっ!」
女がイクと倒れ込んで来てそのまま唇に吸い付かれた。身体が燃えるように熱い。
蜜壷はきゅうきゅう締め付けているが容赦なく動きを再開する。
どこもかしこも敏感になって首に吐息がかかるだけで震えてしまう
あんなやつの思う壷なのが癪で仕方ない。頭ではそう考えるが湧き上がる欲情が止められずにいた
俺の上で乱れる女を引き寄せ、舌を絡めながら夢中で快楽を貪りあっていると再度ヤツが近寄ってきて左手を掴まれる
無言で小指を一本持たれ、普通では曲がらない方向に力を入れられるとゴキッと鈍い音がした
「う…ぐっあああああっっ」
痛みに声を荒らげると女は一度驚いた顔をするも、俺の頭を撫でながら
「紅孩児さん…痛い…?大丈夫…?」
そう言って唇を重ねてきた
じわじわ心も身体も満たされていく。折られた指の痛みなど感じない程に、身体全体が柔らかく温かい何かに包まれているような感覚
ぱちゅ…
唇を重ねたまま女はゆっくり律動を再開させる
「ふっ…んっ…」
鼻から抜けていく喘ぎ声が色っぽくて情欲を掻き立てた