第2章 Time after time
「みなさーん、夕飯ができましたー」
各々部屋に居た4人を華楠が呼びに来る。
食堂へ入ると磯の香りが4人の鼻をくすぐる。
「今日の夕飯は、パエリア、ガスパチョ、シーフードのサラダマリネです!さぁ召し上がれ♡」
聞いた事のない横文字の料理たち
「ガス?なんだって??」
「この香りは魚介類だったんですねぇ」
「何でもいーじゃん!いただきまーす!」
悟空は、ぱくっ!とパエリアを口に運ぶ
と、目を開きぶるぶる震え出した
「うッッッッめェーーーーー!!」
「華楠!なんだこれ!?めちゃくちゃうめェ!!」
その姿を見てほかの3人も各々スプーンを口に運ぶ
「お米が魚介のダシを吸っているんですね…なるほど…それで噛むほど旨みが…」
八戒はぶつぶつ言いながら味わっている
「…フン…悪くないな…」
三蔵はガスパチョ(トマトの冷製スープ)をズ…と啜りながら言った
「酒にも合うねェ」
悟浄はシーフードマリネを食べながら白ワインを流し込む
(パエリアのご飯は硬めだから、咀嚼回数も増えて満足感もあるはず。マリネのタコ、エビ、貝も弾力があるし、スープも野菜たっぷりにしてあるわ。)
華楠の考えられた料理たちに皆満足し、おかわりを言い出す人は誰も居なかった
「悟空、おかわりは?」
「大丈夫!めちゃくちゃうまかった!
華楠、サンキュな!!!」