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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第11章 合宿



***

その日の夜。

訓練も終わり、合宿所はようやく静けさを取り戻していた。

けれどユカリの中は、まったく静まっていない。

(……無理だ)

廊下を歩きながら、ずっと同じ言葉が頭を回る。

爆豪の「本気で好きだ」

轟の「俺を見てほしい」

どっちも現実で、どっちも逃げられない記憶だった。

「ユカリ〜!」

その声に顔を上げる。

ねじれが、いつもの調子で手を振っていた。 

「ねじれ……」

ユカリはそのまま吸い込まれるように彼女の部屋へ。

ドアが閉まった瞬間、力が抜けるように座り込む。

「どうしたの?顔真っ赤だよ〜」

ねじれが隣にしゃがむ。

ユカリはしばらく黙っていたあと、小さく言った。

「……聞いてほしいことがあって」

それから全部話した。

轟に突然キスされたこと。

爆豪に詰められて、またキスされたこと。

告白されたこと。

言い終わった瞬間、部屋が一瞬静かになる。 

ねじれはぽかんとして、それから。

「えええええ〜〜〜!!?」

驚きの声を上げた。

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