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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第22章 お見舞い




ユカリはますます理解できない顔になる。

「そうかな?」

3人は同時に頷く。

「「「絶対そう」」」

即答だった。


その時。

廊下の向こうから1年生の集団がやって来る。

ミリオは反射的に身構えた。

「!?」

警戒態勢。

しかし近付いてきたのは普通の1年生。

ミリオは安堵する。

「よかった……」

「だから誰と戦ってるの」

ユカリが笑う。

すると環がぼそり。

「ミリオ。後ろ」

「え?」

ミリオが振り返る。

そこには――

階段を上がってくる金髪。

見慣れた鋭い目。

爆豪勝己。

ミリオ、硬直。

爆豪は一瞬だけ4人を見る。

そして。

「………」

何も言わず通り過ぎていく。

数秒後。

ミリオが大きく息を吐いた。

「生きてる……」

「何もされてないでしょ」

ユカリが笑いながらも呆れる。

しかし爆豪は通り過ぎる直前、

ユカリにだけ聞こえるくらいの声で言った。


「熱、下がったなら無理すんな」


そのまま歩いていく。

ユカリは少し驚いて。

「うん」

小さく返事をした。

後ろでは。

ミリオが壁に寄りかかりながら言う。

「ほらぁ!!今の見た!?やっぱり対応違うじゃん!!」

ねじれが大笑いし、環は静かにため息を吐く。

「…………」

ユカリはというと。

まだ熱があるんじゃないかと思うほど。

顔が熱くてたまらなかったのだった。




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