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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第24章 演劇祭 after story



***

演劇用に使われた講義室。

昼間の熱気が嘘みたいに落ち着いている。

人もまばらになった校内。

その一室だけが賑やかだった。

机の上にはジュースやお菓子。

軽食。紙皿。

そして演劇メンバーたち。

ミッドナイトが前へ出る。

紙コップを手にして満面の笑みを浮かべた。

「それじゃあ!」

全員を見る。

「大大大成功を祝して!」

高く掲げる。

「カンパイ!!」

「「「カンパイ!!!」」」

一斉に紙コップが上がった。

拍手。

歓声。

笑い声。 

緊張から解放された空気が広がる。

「終わったぁぁぁ!」

「まだ心臓バクバクしてる!」

「わかる!」

出久は既に演技ノートを開いていた。

「今日の改善点をまとめて――」

「やめなさい」

ミッドナイトに止められた。

「今日は反省会じゃないの。打ち上げを楽しむ日!」

「は、はい!」

急いでノートを閉じる出久に笑いが起きる。

一方の環は隅でジュースを飲んでいた。

「……終わった」

本気で生還した顔だった。

その肩をミリオが叩く。

「最高だったよ!」

「死ぬかと思った」

「でも大成功!」

「死ぬかと思った」

環はそれしか言わない。

ねじれはくすくす笑っている。

「天喰くん人気だったもんね〜!ファットガムさん途中で立ち上がってたし!」

「……見えてた」

そう。だから余計に緊張したのだ。



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