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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第22章 お見舞い




寮の前は賑やかだった。

ミリオは完全に楽しそうな顔をしている。

「で、どうする?ユカリの様子見てく?」

爆豪は少し考えてから答える。

「……買い出しして行く。うどん作る約束してっから」

その瞬間。

ミリオは大喜び。

「最高!!!」

爆豪、即ギロリ。

「何がだ」

「いやぁ青春だなぁって!!」

「殺すぞ」

でも、ミリオは全然効いてない。

むしろさらに面白がっている。

絶対楽しんでる。

その時。

爆豪がふいに視線を動かした。

向いた先は――天喰環。

「おい」

低い声。

環の肩がびくっとする。

「……なに」

「ユカリ、どんな味なら食える」

一瞬。

環は質問の意味を考える。

そして理解する。

……ああ、うどんか。

環は静かに答えた。

「……気持ち薄めが一番好き。濃い味だとあんまり食べない」

爆豪は真面目な顔で聞いている。

「わかった」

短く返事。

もう完全に料理モード。

そのやり取りを見ていたねじれは、ずっとにこにこしていた。

「なんかさ〜新婚さんみたいだねぇ!」

静寂。

爆豪、停止。

出久、むせる。

ミリオ、腹抱えて笑う。

環、視線逸らす。

そして。

「ぶっ飛ばすぞクソが!!!!」

爆豪の怒声が寮前に響き渡ったのだった。


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