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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第22章 お見舞い




***

3年生寮の玄関。

学校から帰宅した三人が靴を履き替えていると。

1年寮に帰宅してくる爆豪と出久が見えて、ねじれが気付いて手を振る。

「あ!爆豪くーん!」

「お昼休み寮に行ってくれたんだよね?ユカリどうだった?」

爆豪は立ち止まって短く答える。

「……お粥食った」

「へぇ〜!ちゃんと食べられたんだ!」

ミリオも感心する。

が、すぐに不思議そうに首を傾げる。

「え、お粥?買っていってくれたの?」

爆豪はさらっと答える。

「作った」

「誰が?」

「俺が」

数秒。

空気停止。

「「「え?」」」 

ミリオ、ねじれ、環。

綺麗に固まる。

ねじれが目を丸くする。

「作ったの!?爆豪くんが!?」

ミリオも驚愕。

「すごっ!?!?」 

環は静かに衝撃受けてる。

爆豪は面倒そうに眉を寄せる。

「んな驚くことかよ」

出久は苦笑しながら補足する。

「あはは、かっちゃん色々と完璧だから……」

「寮でも誰か熱出すと、文句言いながらも完璧な看病してくれて」

爆豪の口調を真似する。

「“治し殺したるわ”ってよく言ってるんです」

ミリオが思わず吹き出す。

「怖い怖い怖い!!」

ねじれは爆笑。

「治すの!?殺すの!?どっち!?」

爆豪はキレる。

「テメェらうるせェ!!」

でも。

どこか慣れている。

ミリオはニヤニヤしながら言う。

「いや〜でも、ユカリ安心しただろうなぁ!気になる後輩がお見舞いに来てくれて、しかも手料理!」

「っ!!」

爆豪、ぴたり。

数秒後。

「……は?」

低音。 

圧。

出久は冷や汗。

ねじれはニヤニヤが止まらない。

「え〜違うの〜?」

「ちげェっつってんだろ!!」

でも、耳は赤い。

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