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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第21章 転入生


 

モニターにはA組の様子が次々映し出されている。

その中で、ねじれがぽつりと呟いた。

「でもクラスメイトと出会ったら戦わなきゃなんて残酷だよね〜!助け合いたいのに敵なんだもん」

ユカリも小さく頷く。

「ね……」

すると。

ミリオが突然思い出したように笑った。

「そういえば環!ユカリに秒でやられてたよね!」

「ぶふっ」とねじれが吹き出す。

環の低い声が通る。

「……やめて」

だがミリオは止まらない。

「いやだってほんと一瞬だったじゃん!」

「俺びっくりしたもん!」

「環が“ユカリ……”って言った次の瞬間ポイント消えてた!」

ねじれ、大爆笑。

「そうそう!!しかも天喰くん全然抵抗してなかったよね!?」

環、机に突っ伏したくなる。

一方。

ユカリは苦笑いしながら手を振った。

「違うよ。あれは環が戦う気なくて、私がその隙を突いただけ」

だが、環はぼそっと返す。

「……ユカリ相手に本気でいけるわけない」

ミリオとねじれがニヤッとする。

「お〜?」

「天喰くんやさし〜!」

「……そういう意味じゃないから」

ユカリは少し困ったように笑った。

昔の訓練。

環は最初からあまり戦う気がなかった。

むしろユカリを守ろうとしていた。

でも。

ユカリはちゃんと勝負として見ていたから。

その甘さを突いた。

結果、環は脱落。

しかも。

脱落アナウンス後。

環がしばらく立ち直れなくて。

ミリオとねじれが大爆笑してたっけ。

そんな記憶。

「懐かしいなぁ〜!」

ミリオが笑う。

「ユカリ、昔から容赦ない時あるよね!」

「えぇ!?そんなことないよ!」

「ある」

環が即答する。

「戦闘入るとちゃんと切り替えるから」

ユカリの顔が少し赤くなる。 


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