第21章 転入生
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最終日。空は快晴。
だが。
USJ前の空気は緊張感で張り詰めていた。
巨大な施設入口。
そこに並ぶのは出久たち1年A組。
今日は特別実技。
ソロ戦。
普段の訓練とは空気が違う。
誰もが真剣だった。
前に立つのは相澤。
いつもの気だるそうな顔。だが目は鋭い。
「いいかお前ら」
低い声が響く。
「ポイントは常に変動し、お前らの腕に着けてるアームバンドに表示される」
生徒たちは腕を見る。
黒いバンド。
現在ポイントは全員同じ。
100。
「ポイントがゼロになったら脱落。脱落者のポイントは、勝った者へ自動で移行する」
ざわり。
空気が動く。
つまり。
強いやつほどどんどん強くなるシステム。
相澤は続ける。
「制限時間は一時間」
「一時間後に勝負がつかなかった場合、最終ポイント数で勝者を決定する」
「救助対象を見捨てるな」
「だが、お前ら自身も生き残れ」
「この訓練は“個”を見る」
「誰かに頼る前提じゃない」
その言葉に空気がさらに引き締まる。
「脱落した時点で俺がアナウンスする」
「脱落者はモニタールームへ移動しろ」
「以上」
一瞬の静寂。
そのあと。
「「「はい!!」」」
声が響く。
それぞれが前を向く。
気合い十分。