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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第21章 転入生



教室中がまだざわつく中。

凛は真っ直ぐをユカリ見ていた。 

そして。

「結婚の約束、覚えてる?」

「…………え?」

ユカリ、停止。

「そんなのあった!?」

顔を真っ赤にして慌てるユカリとは裏腹に、凛は淡々としている。

「あった」

「えぇ!?!?」

「ユカリが“凛が大きくなったら結婚してあげる”って」

「言ってないよそんなの!?」

「言った」

周囲。

「「「うわぁぁぁぁ!!!」」」

大盛り上がり。

ユカリは混乱しながら、助けを求めるように隣を見る。

「環!」

環がびくっとする。

「えっ」

「そんな約束あった!?」

環はものすごく嫌そうな顔をした。

思い出したくない。

だが。

凛の視線。

ユカリの視線。

周囲の圧。 

もう逃げられない。

環はしばらく黙ったあと。

「……そう言われれば、あった気がする」

小さく認めた。

教室、大爆発。

「「「マジかーーーー!!!」」」

芦戸が机を叩いてる。

上鳴はもう笑い転げてる。

峰田は「現実がラブコメすぎる」と泣いてる。

ユカリだけが顔を真っ赤にして。

「えぇ!?なんで教えてくれなかったの!?」

「忘れてたから……」

環、遠い目。

すると凛が静かに口を開く。

「だからユカリを迎えに来た」

再び静止する教室。

「とりあえず一ヶ月はここにいる」

そして。

さらっと続けた。


「一ヶ月後、ユカリを連れて帰るつもり」


数秒。

完全沈黙。 

そのあと。

「「「はぁぁぁぁぁ!!??」」」

教室崩壊。

「連れて帰る!?」

「アメリカ!?」

「スケールでか!!」

「待って待って待って!!」

ねじれは大興奮、ミリオは腹を抱えて笑って。

環は頭を抱えている。

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