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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第21章 転入生



大興奮する芦戸。

「待って待って待って!! 幼少期プロポーズ!?」

麗日の顔は真っ赤になる。

「えぇぇぇ映画やん!!」

峰田だけ死んだ目。

「なんでイケメンばっかそういうイベント持ってんの……」

だが。

爆豪と轟は笑ってなかった。

爆豪が低い声を出す。

「ガキの頃の話だろ」 

「そうだな」

凛はあっさり頷く。

「でも俺は覚えてる」

その目が静かに細まる。

「ユカリが忘れても、俺はずっと忘れてない」

空気が少し変わる。

冗談じゃない。

本気だ。

轟がじっと凛を見る。

「ユカリ先輩のこと好きなのか」

凛は一切迷わなかった。

「好きだよ」 

即答して教室が沸く。

「「「うわぁぁぁぁ!!!」」」

公開告白レベル。

爆豪の機嫌、最悪更新。

上鳴がヒソヒソ言う。

「やばいってこれ……」

切島も冷や汗。

「爆豪の顔超怖ぇ……」

すると凛がふと周囲を見た。

「……で、お前らは?」

「は?」

爆豪が睨む。

凛は静かに言った。

「なんでそんな敵意向けてくんの」

爆豪と轟。

数秒沈黙。

そして。

「「好きだからだ」」

被った。

教室、再び大爆発。

「ハモったァァァ!!!」

芦戸は机を叩いて爆笑。

麗日は顔を覆ってる。

出久は頭を抱えた。

(またややこしくなってる……!!)

そんな中。

凛だけが静かだった。

二人を見て、少しだけ口元を動かす。

「……なるほど」

その笑みは。

完全に挑戦を受けた顔だった。

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