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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第21章 転入生




教室の空気がざわつく中。

「や、八神くん」

出久がおそるおそる口を開く。

「ユカリ先輩は3年生だからこのクラスじゃなくて3年A組で……」

すると即座に。

「教えんなデク!!」

爆豪の怒声が響く。

出久がびくっと肩を跳ねさせる。

「えぇ!?」

「なんで居場所バラしてんだ!!」

「いや学校内だから隠しようなくない!?」

正論。

だが爆豪は不機嫌極まりない。

ギラギラした目で凛を睨んでいる。

一方。

八神凛はそんな爆豪を気にも留めない。

淡々としている。

その横顔を見て、麗日お茶子がぽつり。

「イ、イケメンや……」

「わかる」

即座に同意したのは芦戸三奈。

「轟に続いてツラがいい……!!」

「A組の顔面偏差値どうなってんの!?」

女子たちはざわつく。

確かに凛はかなり整っている。

黒髪。

鋭い目。

クール。

黙ってるだけで絵になるタイプ。

しかも英語混じりの帰国子女。

強い。

強すぎる。

峰田は机に突っ伏した。

「またイケメンが増えたぁぁぁぁ!!神は不公平!!」

上鳴も隣で苦笑する。

「いやマジで強キャラ感やばいな……」

すると凛が静かに口を開いた。

「……別に興味ない」

「何が!?」

芦戸が聞き返す。

「周りの評価とか」

淡々。

「俺はユカリに会いに来ただけだから」

教室が再びざわつく。

爆豪が机を蹴る。

「っざけんな」 

「……結婚の約束ってなんだ」

轟の質問に、凛はそちらを見る。

「そのままの意味」

「詳しく教えてくれ」

「幼稚園の頃、ユカリが俺に言った。“大きくなったら結婚してあげる”って」

女子たち。

「「「きゃーーーー!!!」」」

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