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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第18章 オールマイトの特別授業



***

特別授業を終えたあと。

オールマイトは、どこか穏やかな気持ちのまま職員室へ戻っていた。

廊下を歩きながら思い返す。 

真剣に悩みを打ち明けるA組。

笑い合いながらも、ちゃんと相手の言葉を聞いていた空気。

少し前まで、ただがむしゃらだった生徒たちが。

確実に成長している。

そう感じられる時間だった。

職員室の扉を開ける。

すると。

「終わりましたか」

声をかけてきたのは相澤。

いつものように眠そうな顔。

だが、ちゃんと気にしていたらしい。

「特別授業ありがとうございます、オールマイトさん。問題なかったですか?」

オールマイトは笑う。 

「ああ、相澤くん。彼ら、すごく成長していて驚いたよ」

相澤は静かに耳を傾ける。

「最初は峰田少年の恋愛相談から始まったけれどね」

「……想像できる」

オールマイトは苦笑した。

「でもその後は、本当にいい時間だった」

「みんな、自分なりに悩みながら前に進もうとしている」 

「“強くなりたい”だけじゃなく、“どう在るべきか”を考えていたよ」

相澤は小さく頷く。

「……そうですか」

それだけ。

でも少しだけ、表情が柔らかい。

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